有名な数学者シュワルツは2人いる
こんにちは。
ちゅんちゅんです 🐣
数学の解析学の分野で「シュワルツ」という名前がよく登場します。
「コーシー・シュワルツの不等式」とか「シュワルツ空間」とかです。
恥ずかしながら僕はここに登場するシュワルツは同一人物だと思っていましたが、別人であるということを最近知りました。
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コーシー・シュワルツの不等式のシュワルツは19世紀頃に活躍したドイツ人の数学者で、
フルネームは Karl Hermann Amandus Schwarz です。
シュワルツ空間のシュワルツは20世紀頃に活躍したフランス人の数学者で、
フルネームは Laurent Schwartz です。
こっちは t の付くシュワルツですね。
ちなみに Schwarz はドイツ語で「黒」という意味の単語で、
ドイツ語読みでは「シュヴァルツ」と発音するそうです。
「シュワルツ」は英語読みですね。
t の有無がどういう違いなのかはよく分からないです。
高木と髙木みたいなもんなのかな?分からないけど。
ちなみに、また解析学でお馴染みの「ローラン級数展開」のローランは、
さっきの Laurent Schwartz とはまた別人です。
ローラン級数展開のローランは、
Pierre Alphonse Laurent
という19世紀のフランス人数学者です。
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