アユの生態とグラフ理論🐟
こんにちは。
ちゅんちゅんです🐣
このあいだ、アユの生態に関する論文を読みました🐟
アユは、なわばり意識のある川魚として知られています。
読んだ論文は、そのアユのなわばり意識に関する研究でした。
その論文を要約すると、以下のような感じでし。
◎ ◎ ◎ ◎ ◎
アユは、みんながなわばり意識を持つわけではない。
各個体のなわばり意識の有無は、遺伝子で決まる。
しかも、なわばり意識の遺伝子を持っていても、他のアユが多すぎてなわばりを持てないアユもいる。
つまり、アユの個体は次の 3 種類に分けられる;
①-a なわばり意識の遺伝子を持ち、実際になわばりを持つ。
②-b なわばり意識の遺伝子を持つが、なわばりを持たない。
③ なわばり意識の遺伝子を持たない。
世代が進むと、川内の ①、②、③ の個体数のバランスは変化する。
十分に世代が進むと、① か ② のどちらかは絶滅する。
◎ ◎ ◎ ◎ ◎
ところで、以前 大学の授業で、
グラフ上のランダムウォークに関する話を聞きました。
グラフ上に点を置きその点をランダムに移動させるとき、
短い時間での動きは予想がつかないけど
時間が十分に経ったときの点の動きは大体分かる
というような話でした。たしか。
(細かい理論とかはあんまり覚えていませんが💦)
アユの遺伝子の分布の様子を調べるのにも、
もしかしたらこういう理論が使われているのかな
と思いました。
あと、読んだアユの論文では外敵がいない環境を想定してるように見受けられたのですが、
現実世界では外敵がウヨウヨいます。
そういった状況ではアユの遺伝子分布はどうなるのかな
と気になりました。
では。
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